今回は膝に関してお話しをしていこうと思います。

膝関節はふとももの大腿骨、脛の骨である脛骨と外側を支える腓骨、お皿の膝蓋骨、4つの骨が合わさって出来ている関節です。

機能として運動は、曲がる、伸びる。2つの運動ですが、

単純に曲がる、伸びるの動きをしているわけではなく、

曲がるときは大腿骨上を脛の骨が内側に捻られ、角度に応じて後ろに転がり、スライドします。

お皿の骨は伸ばした時に上へ、曲げた時には下に動きます。

荷重を受けない単純な膝の曲げ伸ばしでは腓骨はほぼ動きません。

これは、荷重を受けない場合の動きになります。

では、荷重を受けている状態で膝を動かしたときはどうなるか?

 

例えば

足部が内向きだった場合、荷重を受けると床につく衝撃は外方向かつ上方向に伝わります。

その後、脛の骨はその衝撃をよりまっすぐ股関節に伝えるために、内旋します。

大腿骨も外方向に対する荷重に対して内旋方向に動きます。

結果として膝はO脚になるような荷重を受け続けることで、変形や疼痛が出現します。

 

重要なのは、膝関節は上下の股関節、足関節の影響を受け負荷の方向が変化するということです。

 

 

このため、膝単体で悪くなることは考えにくく、他の関節の影響が膝に出て悪くなることが多いということです。

下からは足部の影響を受け、上からは股関節の影響も受ける。

まさに中間管理職。

大変苦労されている関節です。

大事にしてあげましょう。

 

 

膝の治療を受けても変化がない。

体重がかかる時だけ痛む。

そんな方は膝の問題ではないのかもしれません!

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